シャトー・ド・ラ・ピエール – フランスの歴史的な巡礼路
シャトー・ド・ラ・ピエールは1726年に建設され、フランスのコンポステーラへの巡礼路において滞在所の役割を果たしていました。当時、城の傾斜は穀物の栽培に使用されていましたが、20世紀初頭にブドウ畑となりました。
2007年、ジェローム・ショブレはこのブドウ畑を購入し、主にムロン・ド・ブルゴーニュとグロロー・グリを栽培する美しい傾斜を作り上げました。 それ以降、ブドウ栽培は、保全の行き届いた素晴らしい環境の中で、周囲の自然の恵みを受け続けています。
アペラシオン「ミュスカデ コート ド グランリュー」のワイン醸造所
このワイン醸造所は大西洋沿岸とナントの街の中間に位置しており、シャトー・ド・ラ・ピエールは、ロワール渓谷のアペラシオン「ミュスカデ コート ド グランリュー」に20ヘクタールのブドウ畑を所有しています。
独特な立地で近寄ることも難しく、あらゆる汚染から保護され、何百年の樹齢を誇る逞しい樹木に何十ヘクタールも周囲を囲まれたこの場所は、ジェローム・ショブレで最も平穏なブドウ畑のひとつとなっています。
シャトー・ド・ラ・ピエールにおける持続可能なブドウ栽培の開発
2022年、15ヘクタール分の追加投資をビティフォレストリー(ブドウ栽培のアグロフォレストリー)に割り当て、野生の動植物の成長を後押しする新たな生態系の確立が図られました。
この新プロジェクトの第1段階では、生け垣を築き直すために1,000本以上の樹木が植樹されました。
第2段階は2023年前半に開始される予定です。樹木や植物など様々な種が2,500本以上植えられる見込みとなっており、耐性をもった新旧のブドウと共存を図ります。品種は以下の通りです。
- ムスカリ
- フロレアル
- ソレーリ
- フルールタイ
- ヴォルティス
- カラルディ
品質への環境型アプローチ
シャトー・ド・ラ・ピエールでは、アグロフォレストリーの取り組みを通じて、外から手を加えずに環境を保全しようと努めています。
当社のアプローチは病気に対するブドウの耐性を高め、新たな生態系を育むことにより、自然な環境の中でブドウを管理し、その抵抗力を強化します。これが、健康的なブドウを栽培し、高品質のワインを造ることへと繋がります。
環境の保護が急務になっている今、当社では、シャトー・ド・ラ・ピエールを自然に最大限配慮したブドウ畑として運営していくことにコミットしています。