ポール＝サン＝ペールのドメーヌ・レ・サンク・シュマン

ジェローム・ショブレ共同経営者のミシェル・ウドビーヌが2018年にドメーヌ・レ・サンク・シュマンを購入して以降、同ドメーヌはジェローム・ショブレによって管理されています。

このワイン醸造所の立地はワイン醸造が盛んなポール＝サン＝ペール（ペイ・ド・ラ・ロワール地域）。急勾配に強い風が吹き込み、豊富な日射に恵まれています。

この地に植えられたブドウは90年以上の樹齢を誇り、片岩と雲母片岩の土壌によって育まれてきました。この土壌から造られるワインには、同地域のテロワールがもつ豊かさや深みが反映されます。

この醸造所では白ワインのみを生産し、ムロン・ド・ブルゴーニュ、シャルドネ、グロロー・グリのブドウ品種が使用されています。

従来のブドウ栽培から持続可能なブドウ栽培へ

長年続いた伝統的な農業から持続可能なブドウ栽培アプローチへ移行するには時間が必要です。しかし当社は毎年、自然の驚異やその適応能力を目の当たりにしています。

テラ・ヴィティスの技術や細かな観察により、当社は土壌や植物が丁寧な世話のもとで成長する姿を目にしてきました。ジェローム・ショブレの使命は、引き継いだ古いブドウ畑をテラ・ヴィティスのアプローチで改善し、環境と自然を最善の状態に整えることにあります。

ドメーヌ・レ・サンク・シュマンのブドウ畑は多様な生態系に囲まれており、リンゴの木、茂み、森林が片岩と雲母片岩の土壌や、そびえ立つ傾斜の日射の恵みを最大限に受けています。

丘の頂上からは東にグランリュー湖、そして北にはロワール川を望む景色が広がっています。主に西から吹き込む風は、ヨード・塩を含んだ新鮮な空気を運び、そこに大西洋が広がっているような錯覚を起こします！

ドメーヌ・レ・サンク・シュマンのワインの醸造は、伝統をしっかりと守りつつ、現代の技術と当社のサヴォアフェールを組み合わせながら行われます。

ドメーヌ・レ・サンク・シュマンで造られるワインは粘性が高く、大胆な個性を放ち、贅沢なことから、テイスターに素晴らしいテイスティング体験を提供します。